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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【おせち料理レシピ】定番の一品③・菊花かぶ

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みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。
1月は、我が家のおせちレシピを公開中。

結婚以来10数回、毎年、試行錯誤しながらより簡単な方法で・おいしく・味の伝統は守りつつな、おせち料理のレシピを自分なりに追求してきました。

昨年ブログを始めたので、これもなにかの縁、ここでレシピをまとめておくのも悪くないかとキーボード叩いている次第。
へ~、こんなふうに作ってる人もいるんだ~と、ご参考になれば幸いです♪

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菊花かぶ

おめでたい菊の花の形に切り、華やかさを演出します。

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一見むずかしそうに見えますが、かぶに「切り込みをいれて」「酢に漬ける」だけの2工程。
時間もそれほどかからないし、材料費も道具も特別いらないです。
にもかかわらず、出すと「おおっ」と言われる一品なので、手持ち時間はあんまりないけど、やったわよ!感を出したい方はぜひ、菊花かぶをオススメします(笑)。

材料

かぶ:一束

※写真は小~中くらいの束だったので7つできましたが、大の束だと4つくらいになると思います。

【漬け込み調味料】

①酢:大さじ5

②砂糖:大さじ3

③だし汁:水大さじ2+だしの素ひとつまみ

④塩:ひとつまみ(小さじ1/3くらい)

作り方

①かぶの皮をピーラーでむく。

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②菜箸2本をはさんで置く。

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③包丁で格子状に細かく切り込みをいれていく。箸が両端にあるので、かぶを全部切ることはない。
包丁が箸にあたったら次、次というように一つづつ切れ込みを入れる。
端から端まで行ったら90度回転させてまた同じことをくり返す。
切り込みが増えるにつれて形がゆがんでくるので、片手でかぶを押さえながら包丁を入れる。

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私はだいたい目測2mm間隔で包丁を入れているのですが。
これをごらんのアナタ、包丁使いはお得意でしょうか
包丁の使い始め初期は、上下まっすぐに包丁が入らないで斜めになる場合が多いです。かつての私も、うちの娘もそうでした。
そうすると、次の包丁とかぶってかぶの身が抜けるという失敗が起きがち
なので、「私は目測も包丁もまだそれほど得意ではないかなぁ」という方は、3mm、4mm、5mm間隔くらいでも全然、OKです。

ようはできあがった時に、菊の花っぽく見えてればいいんですよ!

家庭料理は家庭科の実技試験じゃありませんからね。
ミシンの時にも言いましたが、手業(てわざ)・手仕事は習うより慣れろです。
とにかく敬遠しないで、まずはトライしてみてください♪
幼稚園のころ、ねんどでこういうの、やりませんでした? 意外とおもしろいですよ。

④水3カップと塩 大さじ1(分量外)を合わせてかぶを15分くらいつけこみ、少ししんなりさせる。

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その間に、

⑤小鍋に調味料の材料を入れて火をかける。一煮立ち(沸騰)したらすぐ鍋を下ろして冷ます。

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これ、いわゆる「合わせ酢」です。
菊花かぶにかぎらず、酢の物の調味料・漬け込みたれはこうしてすべからく、「一煮立ち」させて作ります。
なぜ調味料をボウルにまぜただけじゃダメなのか? わざわざ沸騰させる必要あるの?と、昔、料理教室で誰かが質問していましたが。
答え:一煮立ちさせないと調味料が一つに溶け合わず、食材への染みこみも薄くなるから。
小さな手間は、惜しまないようにしましょう。

⑥かぶの水気を切り、かるく絞って保存容器に並べて入れる。
その後、合わせ酢を入れる。

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酢を使っているので、冷蔵庫で5~6日は持ちます。

雑談・母の教え

菊花かぶを初めて習ったのは高校生のころだったでしょうか。
実家の母に、「あなた女の子でしょ、大きくなったんだから勉強ばっかりしてないで、これくらいやりなさい」とか言われて、しぶしぶ手伝ったのが最初だったような。

私の母の口癖は「女の子は勉強だけできてもダメ、手仕事(料理、裁縫、洗濯、掃除等等)だけできてもダメ。両方ちゃんとできないと、できる女とは言えないよ~」でした。

自分が母になってみると(なんか結構、ハードな試練を課されてたような……汗)と思うのですが。
まあ、気持ちはわかるんだけどさ。自分がはたして「ちゃんと、できてんのかい」って思うと、私は娘に同じ事は言えない。汗汗

とにかくこの妙な洗脳(?)のおかげで、学生のころはトリリンガルでそこそこ勉強もでき、会社でバリバリ稼いだあと、家庭に入ってもそれほど不自由なく、楽しく手仕事修練にはげむ(その合間に小説も書く)1主婦ができたのは、事実かと思います。

そしてこの便利な日本社会に住んでいると、手業習得の重要性ってイマイチ実感できず、とりあえず「買えばいいじゃん」「買った方が時短」とも、思うんですけれど。

かつて私は夫の駐在にくっついて、ベトナムに3年住んでおりまして。
当地は、まともなパン屋が1軒もなかった田舎街でした
つまりパン作りの原理原則を理解しており、かつ手業もなければ、日本並みのパンが食べられない。
おせちもしかり。

とにかく主婦の力量が、そのまま生活水準に直結してしまう場所において「だって仕事持って働いてて忙しかったから」「日本は便利だからやる必要なかったし」というような言い訳や甘えは一切、通用しませんでした。。

モノがない発展途上国では、家庭内再生産するのが唯一の選択肢。
技量の無い場合、お金は十分あるのに生活レベルが下がる状態に陥り、それを是として受け入れるか、便利な祖国へ帰るかの二択を迫られることに。

私は母のおかげ(?)で、最初からそれほど言葉や衣食住に困ることもなく、すんなり現地生活を満喫できましたけれど。
そういうわけにはいかなかった方も、すぐ側にいたので。

その時初めて「あー、一見ムダと思えるようなことでも、なんでもできないよか、できる方がいいんだな~(汗)」と肌で感じたわけです。

まあ正直、ある日この国から突然、衣服がすべて消えて、自分で自分の服を縫わなきゃならなくなるとか、お総菜やパンがスーパーから数ヶ月単位で消えるとか、レストランが一年間、一斉休業するとか。
そんなこと、現実にはありえないと思いますけど。

あの時の鮮烈な「できたり、知っていないと生き残れない危機感」みたいなものは、帰国してからもずっと脳裏にこびりついていて、今も私の価値観の根底にあるような気がします。

あらら、なんだかお料理の話から飛んでしまった。
とにかく菊花かぶは、作り慣れてしまえばただの酢の物です。
材料も普通に売ってるものだし、道具も普通だし。まずは、お気軽にお試し下さい♪

それでは、また。
ごきげんよう。