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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【おせち料理レシピ】定番おせちを元旦までに仕上げるための、スケジュールと段取り

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みなさん、こんにちは。ゆきうさぎです。
1月は、我が家のおせちレシピを公開してきました。今日はその総まとめ回。

結婚以来10数回、毎年、試行錯誤しながらより簡単な方法で・おいしく・味の伝統は守りつつな、おせち料理のレシピを自分なりに追求してきました。

ただ、おせち料理はとにかく時間がかかるんです!
だから予め買い出しスケジュールをたて、料理も段取りよく進めていかないと、あっという間に大晦日になってしまう。

毎年、目標は「紅白歌合戦が始まるまでに、すべてを終了する」こと。
そんなこと無理じゃないかって? 
いえいえ、ちゃんと毎年、がっつりTV観賞できてますよ~

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ちなみにおせち作りは、まず日持ちするものから順番に作ります。
流れとしてはざっくりと、最初に田作りや黒豆
その後、酢を使った品目に移り、煮物は30~31日。
伊達巻きはあまり持たないので31日に作ります。

~12月26日まで

おせちのことがちらっと頭をよぎりつつ、ほぼなにもしません。
しないというか、できません
なぜって?
そりゃー、昔の日本の行事にはなかった一大イベントのクリスマスがあるからですよ!!
しかも、うちは小学生二人の子持ち家庭ですから、そりゃもう「クリスマス・まっさかり」なわけで。
とにかくまずクリスマスを乗り越えねば、お正月はこない

毎年思うけど、この時期って本当に労働過多ですよね~。
まずは最後まで走り抜けるように、体調を万全にしておきましょう。

12月27日

おせちの買い出しリストをつくり、今年のおせち作りの段取りをたてます。
時間帯は、だいたい一日労働し終わったあとの夜間10時すぎくらいからでしょうか。

我が家は生協の宅配システム:パルシステムを利用しているので、月初にここで注文していた品を再確認し、それ以外を買い出しする形です。

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だいたいの予算もこの日に決め、予算オーバーしないようにします。

なおリストアップはポスト・イットの正方形一択。
理由は、
①このふせんを持って買い物に出かけられる
②買い物が終わったら保管できる
③あとで必要な情報を適正な場所にまとめられる

から。
根が面倒くさがりなのと、主婦業は特にまとまった時間を作り出すのが難しい労働だと感じているので、一度で済ませられることはなるべく効率化をはかっています。

12月28日

日中に買い出し。スーパーに品物が並び終わり、かつまだ品数の多い10時半狙い
うちの近辺は、11時すぎるとどっとお客が増えて良い物からなくなる傾向にあるので、買い出しはいつもその直前が多いです。

余談ですが、かつてバリバリ働いていたころは残業後、スーパー閉店間際(ジャスコPM11時前とか)によく駆け込み食糧調達していました。
でも、あの時間帯ってほとんど他の人が買いあさった後の、残り物しかないんですよね。
専業になっていいなと思えることのひとつは、午前中、狙い目の時間に買い出しに行けることだったりする。

田作り黒豆1日目を作成。

12月29日

家事を一通り終わらせ、AM11時おせち作りスタート

①どんこしいたけを戻す。

黒豆2日目を作成。

菊花かぶを作成。

紅白なますを作成。

しいたけを作成。

このへんで夕方になり、夕飯作りと後片付けが入ります。

栗きんとんを作成。

夜10時過ぎになると、もういいかげん休みたくなるんですけど、ここで一品済ますと後が楽なのわかっているので、とりあえず終わらせる。

12月30日

家事を一通り終わらせ、AM11時おせち作りスタート。30日はザ・煮物デーです。

花にんじんを作成。

ねじりこんにゃくを作成。

たけのこを作成。

れんこんを作成。

亀甲さといもを作成。

あっという間に夜になります。
正直、この煮物デーが一番精神的にキツイ!
でも煮物を31日に回すと紅白歌合戦が見られないので、歌を歌ったり踊ったりしながらがんばーる!笑

12月31日

家事を一通り終わらせ、AM11おせち作り時スタート

伊達巻きを作成。

たたきごぼうを作成。

初トライだったので、レシピはありません~。あしからず。

③お雑煮用のほうれん草をゆで、鶏肉を切っておく。

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我が家のお雑煮は関東風なので、こんな感じ。
鶏ガラスープと和風だしにお酒、しょうゆをちょっと混ぜた汁に、①おもち②花麩③ほうれん草④鶏肉⑤ゆずを入れ、しあげにペッパーミルをがりっとひねったただけ。

関東風はすまし汁的なものに、具もあんまり入れないのが特徴らしいです。
私は子供の頃からこういうお雑煮を食べて育ったので、まあこんなもんかと思っているのですが、日本全国津々浦々、お雑煮ってけっこう色々ちがうようですよね。
なので、お雑煮の作り方は特段、載せませんでした。

でもって私はお正月は極力楽したいので、予め入れるものも31日に用意しておき、元旦はほぼ即席スープ状態にしてあります(笑)

きなこ・ごまを用意する

お餅用のきなことごまも、31日に作ってしまいます。
きなことごまをそれぞれタッパーに入れ、砂糖と塩を入れてシャカシャカ振り混ぜて完了。

お重におせちをつめる

私は昔から、見た目より中身重視な性格です。
人でも物でも料理でも、みんなそう。ここはかなりハッキリしております。笑

なのでインスタ映えするようなお重の詰め方はせず、なるべく食べる人が取り分けやすいようにおせちをつめてお終いにしちゃう派なのですが、それでもお重つめはけっこう時間がかかる!

元旦の朝にお重をつめるのが嫌なので、紅白歌合戦の直前のここで、お重つめを完了してしまいます。

なお魚介系や昆布などはあまり家族が量を食べないので、市販品をお重につめちゃってます。 

⑥おまけ・鍋を磨く

そして私じつは、料理より掃除のほうが好き派……。
鍋でも調理器具でも、すべからくピッカピカが大好き!
なので、だいたい最後に専用クレンザーで鍋やら道具やらを磨きまくり、「おお、見よこの新品同様の輝き!」とか悦に入って、夫に「もういいかげんにしろ」とか言われて終わることが多い。笑

《31日はチャレンジ・デー》

なお、この日は余白時間を取っておき、新作おせちを試したりもします。
良いものは継続させつつ進化もしたいので、疲れはピークですが、かならずなにか一つチャレンジする時間を作ります。
過去、作っていたけれど止めてしまった品もあります。
今年は「たたきごぼう」がチャレンジ品だった。
来年はうっすらと豚チャーシュー、入れてみたいなと思っています♪

1月1日以降

今年のおせち作りを振り返る

さてようやく重労働が一段落。よっこらしょ、とTV前にすわってほっこりお正月を満喫したいところですが、その前に作成リストなどをまとめて、次年度にわかるよう整理します。
これをはしょると、次年度のおせち作りが同レベルのくり返しになって進歩がないので、面倒臭いな~と思いつつも、ちゃんと今年の料理の流れを総括して振り返り、反省点や気づきを書き留めておきます

お重の管理をする

だいたい我が家は、1月4日までは確実におせち三昧です。
食品の減り具合は年によって異なるのですが、こうなってくると大事なのが食べ物の鮮度。目配りしながら、食べていきます。

しかしお客が「ふいに」「何人」くることになっても、とりあえず「上がって食べていけば?」と気軽に言えるおせち料理って、やっぱりいいものだな~と思います!
おせち以外に、ここまで簡単に人をお招きできる料理ってないと思う。せいぜい作ってお雑煮ぐらいだし、我が家のお雑煮はインスタントもいいところだし 笑

とりあえずちゃんとしたご飯さえあれば、大人は立ち話じゃなく長々とリラックスして話すこともできるし、子供たちはお正月遊びなんかも楽しめたりしますよね。

雑談・取捨選択の時代

さて1ヶ月にわたってゆるゆる書いてきたおせちシリーズも、これにて終了です。
いかがだったでしょうか。
以前からどこかで一度、まとめておきたいと思っていたので、今回こういう形で書けてよかったです!

おせちというと、世界遺産の「和食の無形文化遺産登録」にも一役買ったと言われていますが、その理由が、

「今、おせち料理を自分で作っている家庭はどんどん減っている。何世代か経つとなくなってしまうかもしれない。このように日本の伝統的な食文化がなくなりつつあるため無形文化遺産として保護する必要がある」
のだそうで。

えー、そんな絶滅危惧種みたいな扱いになっているなら、なおさらこの伝統文化を次世代に継承せねば~、とも思ったり。笑

ま、そんな大それた気持ちじゃなく、私が書いたレシピを読んで下さった方が一品だけでも、なにか作ってみたいな~と思って頂ければ万々歳なのですが。

よく「イマドキの主婦は仕事を持っていて忙しいので、おせちを作る時間がない」とか言う話を聞きます。
うーん、でも私は残業帰宅11時でもおせち、作ってたしな。
それに昔の専業主婦は、今のように便利な道具に囲まれていなかったので、現代よりずっと、家事にかかる労働時間が長く過酷だったはずです。
そんな中でも、おせちを作る時間はあったわけで。

だからたぶん、できないのは仕事が理由じゃないんだろうなと。
本当は時間がないのではなく、日本人の価値観が変わったんじゃないかと思うんですよね。家庭料理のために、長時間台所に立つ意義を見いだせなくなったのかな~と。

「人間は常に時間が足りないとこぼしながら、まるで時間が無限にあるかのようにふるまう」

といったのはストア派哲学者のルキウス・アンナエウス・セネカですが。

私は昔から、わりと時間を作り出すことにかけては得意なほうだと思っています。
というのも、たぶん時間管理の始まりは小学校時代。
途中からドイツでインターと日本人学校の補習校に行っていたのでダブルスクール状態でした。英語とドイツ語を同時に学び、かつ日本の小学校カリキュラムも全部やることが義務だった。

インターと日本の義務教育2種同時並行もシビアでしたが。宿題の量、半端ない~。
外国語二カ国語同時習得は、普通に一カ国語習得より勉強量が倍になりますホント英語圏に行きたかった~! 英語圏のがまだしも楽だろう。
だから普通の人が一カ国語習得する間に同じ時間内で二カ国語習得するためには、一カ国語習得の人たちと同じ勉強法じゃダメ。
必要なモノだけに力を傾注し、無駄をそぎ落とし、効率よく集中して学ぶ必要が出てくるわけです。
その後も基本的に同じスタイルで勉強していて、特に大学時代は学校側の計らいで一学年飛び級していたので、人生で一番勉強したと思います。

一日の時間を区切って、その中で一つづつやりたいこと、為すべきことを完結させていく。
もうずーっとそういう流れできていたのかな。

今年のおせち作りは例年に比べて楽だったのですが、なんで楽だったのか考えてみたら、私は毎年この時期、1月初旬〆切の長編小説を書いていて、いつも投稿原稿の追い込みに入ってたんでした。

だからこのおせちを作ったあとに、深夜2時3時まで原稿書いてたわけで。
しかも、〆切間近なのでけっこう切羽詰まっていたんですよね。

たしか3年くらい前の原稿は本当にギリギリで、〆切前日に玄関に原稿1枚おとして郵便局に持っていき、帰宅した直後に気づいて泡食ってもう一度郵便局に行ったんでした。←交渉して取り返して再提出したという。郵便局員さん神対応。

で、「もうこれは絶対落ちた……!死んだぁぁ」と思ったら、二次まで行ったという。(ちなみに二次残留で全体の1割通過くらい。)まあそんな年もあったなぁ。
今年はいつもの公募賞ではなくエブリスタに既存の原稿を投稿したため、それがなかったので、とっても身体が楽でした。
 

現代というのは豊かで便利になった分、本当は基本的に生きることには余裕ができたはずなんですよ。
暮らすためだけに一日中家事する必要もなくなったし。
だけど、その余りの時間を本当に有効活用しているかというと、どうもそうでもない。
娯楽も様々ありすぎるから、つい目移りしてしまい、やらなくちゃいけないことの前に楽しみを持ってきてしまったり。。。

そんな時代に、昔のまったり長い時間感覚で作るおせち料理って、たしかに相容れないんだろうな。だからだんだん廃れてきちゃったのかな、とも思うけれど。
それでも自分の手を動かしたり、体感しないと、どうしても悟れないことってあるわけで。
今までのレシピの余談にちらちら書きましたけれど、この伝統料理を作り続けることでしか気づけないことも多々ありました

なにも最初からそこまで考えて始めたわけじゃ全然ないですけれども、やってみたら、あんがい伝統って、重いし深かったです。

これは、おせちにかぎったことじゃないですが。
本当に今、やる価値のあると思うことを、ちゃんとやる。 

忙しくて取捨選択しないと一日が終わらない……そんな時節には、とりわけそんなふうに思います。

それでは、また。
ごきげんよう。