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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

テーマを書くということ。【自作恋愛ファンタジー】小夜恋歌・あとがき

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こんにちは、ゆきうさぎです。

昨日まで6連投で自作短編小説をブログに上げていました。↓

この物語は、2016年に集英社短編小説新人賞の「もう一歩」に選ばれた作品を、今回手入れして、はてなブログ仕様に焼き直したものです(タイトルも変わっています)。

ざっと3年前ですが、それでもなんか今回また「宇宙に浮かぶエリュシオン」と同様、「うっわ、なんかこの文章、イケてないな~~」とどんどん手直しが始まりました 苦笑。

ま、このへんはエリュシオンで経験値があるので、「はてなブログに上げようと思ったら=推敲必至!」というのは想定の範囲内。
毎晩あーでもない、こーでもないとPCの前でうんうんやっていたしだいです 笑

そして今回は題記のとおり「テーマを書く」というのを、てにをは以外に意識して書き直していました。

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(イラスト提供:ふわふわ。り)

教科書的・文筆ブログとの出会い

kasasora.hatenablog.com

これはひとえに、以前の月間運営報告でちらりと言及しました、槙野さやかさんの影響大であります。

私、この方のブログ記事を初めて拝読してから、もうすっかりファン。
はてなブログさんの中でまだ、槙野さんを超える文筆系ブログに巡り会えていないこともあり、更新があると、もうワクワクで毎回、伺っているのですが――。

なにがいいって、ま~~、とにかく文章が上手い!!!
キレッキレだし、オサレだし、ウィットに富んでてちゃんとエンターテイメントだし、描写もすっごくいいー。ていうか、プロですよね? タダで読んで良いのかな。

タイトルも独特で、おやっと思わせる導入から、流れるように核心へ入っていき、そしてちゃんとオチがついて、余韻を持って終わる。
しかも、このはてなブログの画面で、ちょうど読み応えのある、いい分量に計算されているし。
もう教科書ですよっ教科書←興奮 笑

なにがすごいって、たとえば……ちょっと上記の記事の一部、引用させて頂きますね。

すげえ、と私は思った。「学歴ロンダリング」という物言いもなんだかすごいが、言い返した後輩のせりふはもっとすごい。よくもまあ咄嗟にそこまで言えるものである。口調もいい。「おまえはばかか」とゴシック体で書かれているみたいな完璧な軽蔑のトーンで、ほとんど平坦ながら声はきれいに通り、役者がせりふを読んだようだった。

この描写力ですよ!!と勝手に下線を引く。 ほんとすげえ。と私は思った。

たぶん私だったら「口調も良い」で終了してるところを、手を抜かずにちゃんと格好良く描写してる。
というか毎回かならず始まってちょいくらいのところに、こういう憎い技がするっと入ってるんですよね~(うーん、これワザっていうのか?文芸技術)。

というのも、中盤以降は話の内容自体をクローズアップしなきゃならないから、そっかぁ~、するとやっぱ、技見せは最初のほうがいいんだろうなー、なるほど~、とか。

バリバリ書き方教室の生徒さんのノリで、毎回毎回、分析しながら拝読してるわけでありますが。

ホントにね~、こういう文章読むと、ワクワクが止まらなくてハイテンションになる反面、打ちのめされてしばらく起き上がれない。苦笑
あー、なんて私って、へたくそなんだろう。とか思う。

たぶん槙野さんの読書量が半端ないのが、もうこの文章だけで一目瞭然なのですよね。
私は今までの持ち時間、一体なにをしてきたんでしょう?? はてな~。つーか感心してないで、もっと努力しろよ! ってなる。

はっ。
ついつい、良文に巡り会えた感動で、熱が入ってしまいましたが。

そんなわけで、この教科書的に素晴らしい記事群を拝読しているうちに、「やっぱテーマって大事だよな~」てな気持ちに至ったわけです。
なんかうまく言えないんですが、今まで自分がテーマだと思っていたものは薄かった。と、槙野さんのブログのおかげで気づけたというか。ありがとうございます、槙野師匠。
って、これ書いてたら新しい記事上がりました、新着も良かった~~!

描写が心を打つ

 描写の話が出たので、あとがきから少しそれますが、この機会に触れておきます。
小説作法の世界では、「説明しようとするな、描写しろ」という教えが決まり文句のようにくり返されます。
ようはそれだけ、世の中に出回っている文の大半が物事を説明しているんでしょうね。
しかし、おそらく人の心を打つ文章というのは説明文ではなく描写なんだと思われます。
描写のお手本は、上記の槙野さんの一文のようなものですが、こういった精緻な描写の行間にある「感情」をイメージして感じ取るのが「文を味わう」ことなんだろうな。

半年間はてなブログを読みこんできても、ブログ上で描写している文章は残念ながら多くはお見受けしないのですが。
印象的だった描写のあった文は今でも心に残っています。

シュフウグーさんのこの記事も良かったなぁ。10月。ちょっと前ですが。
シュフウグーさんは、本業でマイクを持ってお話しされるお仕事をされているので、発声に関する描写が詳細で、プロ視点なんですよね。
上記の記事中にも声の描写がありましたけれど、

その大学では2番目ぐらいに大きな講義室だったが 地声だという違和感がないぐらい骨太が響く発声だった しかし大勢の学生の聴く勢いを引き出すことができなかったのだろう マイクはその時になって必要とされたようだ

下線の部分なんかはいかにもプロだなぁと。←また勝手に引用して下線を引く。
あと、どの記事か今、見つけられなかったんですが「声を潰して平らに遠くに飛ばして響かせる」みたいな描写もありましたよね。あれも良かったなー。たぶん数ヶ月前の記事。

このように描写文は心に余韻を残し、時間がたっても「あ~、あのフレーズ良かったな」と思い返せるのがいいところ。

そして一般に本になって本屋さんに売っているような文は、文筆業のプロが書いていて、これはこれでよいのですが、文筆のプロはその他職業のプロではないので、描写もあくまで想像で書いている部分があるかと思います。

そこへいくとブログ記事は書いている方がその道の本業なので、価値観や人生観、持っている技術なんかもリアル描写。これはけっこう貴重だなと。


描写って、その人の着目点の問題が大きいと思うんです。
なので、ぜひこの記事を読まれている方も、もし体験記事など書かれる際には、ただ「おいしい」「すごい」「綺麗」「よかった」ではなく、なにか自分なりの描写をちょこっと文章に入れてみるの、オススメ!

きっとそうすることで、たとえ同じ本を読んだり、同じ場所や、同じレストランに行ったとしても、オンリーワンな文章になるはず。

私もいつも描写描写~~、と思って書いてます。今回の短編も。
ただ念頭に置いていても、推敲すると「あー、また説明してる!」あと「また会話でつないでる!」こと、多いんですけどね。。。汗←たぶん説明や会話のが描写するより楽なんですよね。あー、楽しちゃいかんな。師匠を見習わねば。

その他トライしたこと

あと今回の短編でトライしたこと、それは――。
夏に長編ファンタジーを某社に投稿してみたのですが、その出版社の編集さんからは(←ここは選評がオープン)「世界観はいいが、もっと読者に対して見せ方を工夫するように」というアドバイスをたまわりました。

そちらではファンタジーといえど、世界で見せるんじゃなく、やっぱりキモは登場人物なんじゃないか。というお話しも出ていたので、そっかぁ、そうなのかー、みたいなところも注意しながら書いてみました。

まあね。
いくら注意したって、技の部分は素養と努力がモノを言うんだろうから、これは一朝一夕にどうこうできる部類じゃないんですけども。
ここは泣き言言ってる暇があったらひたすら修行するしかないところなので、ただ書くしかないのですけどね。←体育会系。

そんなわけで今年最後の物語も、今までに頂いた注意点やら、自分なりに気づいた点なんかを加味しつつ、なるべく良いモノを上げられるようにトライしてみました♪

しかし今回は、王道な少女漫画的・男子2対女子1配置の三角関係でしたけど、はっきり言ってむずかしいですね~、三角関係書くのって←自分で出したお題に自分で勝手に苦しむの図。
私はどっちかというとアタマがハルみたいな単純人間なので、三人の気持ちを考えれば考えるほど、ややこしくてたまりませんでした。
でも前回のエリュシオン↓の黄龍と比べると、とにかくハルは書きやすかった!
胃も全然痛くならなかった。ビバ素直な性格~。……やっぱり黄龍はそうとうクセモノだったんだなぁ。汗 


読んで下さった方の心に響くなにかがあれば、幸いです。
ご感想などあれば、お寄せ下さい。

あ、昨日ご感想下さった塾パパさん、小夜恋歌のイラストですが、残念ながらあれは私が描いたものではなく、pixabayから拝借したものなんです!
たしか「インカ」で検索すると沢山出てきます。
今回の物語はアスティカ、マヤ、インカ、あとはゆきうさぎ独自のファンタジー世界がベースになってできてます。
ちなみに「ラダール」も「ただ君に逢いたい」「バーリヤッド」もみんな同じ世界の違う大陸の物語。

小夜恋歌も、送り出してみます

なお、このできたて物語もエブリスタの「恋愛ファンタジー賞」に応募してみるつもりです。
なにをどう評価されるのか、ここはホント初投稿なので、ちょっとドキドキ。
というか、小夜恋歌は恋愛というか友情?も入ってるから、応募していいのかな?
まあ禁止事項に入ってないからいいか。←適当。
とりあえず入賞とかじゃなく、編集さんからコメントもらえるとこまで行けたらいいな。さー、レッツ・トライ♪♪

ちなみに別枠の賞についてちょっと質問があったため、エブリスタの運営さんにご連絡してみたところ、すごく丁寧なお返事が何度も来ました♪
かなり好印象でした。ここに枠取れてよかったな~~、と思いました。

エブリスタさんは投稿した直後こそ読者様そんなにこないのですが、日がたつにつれてどんどん増えていく。
記事上げしても古くならないというか、新旧問わずに読んで頂ける。
ここは、はてなブログとちがうところかも。なにか新鮮な感じ。

そんなこんなで楽しくすごしつつ、とりあえずここまでで、当初の継続目標はめでたく達成しました。
なので、ブログ毎日更新はこれでひとまず卒業と致しますあ~、ほんとにあっという間でした。楽しかったー♪

そして次回予告。
おそらくこのブログ始まって以来の、実用手芸記事になると思います!
フエルト手縫いにしようかな~、と思ってたのですが。
リアルのほうのママ友さんにお問い合わせ頂くことが多い、ミシン制作になる予定。このブログ読んでるリアルママ友さんズ、請うご期待。見てるかな~~? 笑

というか正直、記事にしようとしたらば、工程写真が多くてですねー。
今まで写真混みの記事を上げた経験がなく(創作ばっかでしたから)、写真加工に全然慣れてないので、はてなハテナ?? と手間取っておりまして。汗

しかも毎日更新やめることにしたので、今週から編み物も再開してしまい。←春夏秋はガーデニングとミシン、冬場は編み物が定番……。
少しゆっくり色々といじってから、記事上げしたいと思います☆

それでは、また。
ごきげんよう。