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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【体験記&近況プラス】ベトナムってどんな国? 3年暮らしてみて、思ったこと④

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みなさん、こんにちは。
ゆきうさぎです。

今週は娘の卒業式、息子の修了式とイベントが重なり、更新が滞っておりました。もうしわけありません。
なにせ約1ヶ月ぶりの登校で即ぶっつけ本番(´д`)、おまけに前日まで集合場所や持ち物が判然とせず、錯綜する情報に親子とも、右往左往。。。苦笑

いや~、本当に今年はビックリイヤーというか、先生方も我々保護者も、相当イレギュラーな対応を迫られたなぁと。
もちろん、一番たいへんだったのは主役の子供達。娘は、
「は~、マスクしながら歌を歌うと、ケバが口の中いっぱいに入ってきて、息が吸えなくて、とにかく苦しかった~!!!」
などと申しておりました。貴重な思い出になったね。

とにかく卒業式が終わるまでは、鼻水も咳もくしゃみもエヘン虫も絶対NG! というプレッシャーが重くのしかかっておりましたが(笑)、終わってみたら「あれ? ていうか、入学式は大丈夫なんだろうね?」ってことに、ようやく気づくという。(ё_ё)


無事に入学したとして、授業ってどうやるんだろう? おもいきり密集して空気悪いですが。でももう正直、そろそろお勉強再開しないと、これ以上家庭で教えるっていっても私プロじゃないし。。。
だいたい子供たちの「学ぶ権利」だって、ずーっと疎外されたままの状態じゃ、法的に好ましい状態であるわけないしなー、うーん、などと、やっと新学期に目がむきはじめました! 義務教育の「義務」ってなんなんだ? いろいろ考えちゃう。
なんだかいつまでたっても、ドラッグストアにマスクも戻らないし、とりあえず来週は子供を学校へやるための、マスク制作をしようと思っています~。
とにかく前に進まねばならぬ

そういえばノーベル賞受賞の山中教授がTVで、
「卒業生のみなさん、色々と思うところはあるでしょうが『我々は今、社会に貢献している』『自分は貢献することができるんだ』ということを学べる、今はなかなかない貴重な機会です。どうかこの節目を前向きにとらえて、自分は対処できるんだという気概を持ち、力を合わせて難局を乗り切りましょう」
というようなコメントされているのを拝見しましたが、まあ、なんて力強い! さすが山中先生! とちょっと感動しました。

子供には情報を正しく掴む方法や、この先の情勢の読みかたを教えたり、この状況を子供としてどうとらえるべきかを、大人が指し示さなきゃいけないな~(前向きに)、と先生のコメントで感じました~。


さて、近況報告の前置きが長くなりましたが、そろそろ本題にもどります。
ここのところベトナム体験記を書いてますが。↓

www.yukiusagi.site

こちらの記事は「ベトナムについて教えて下さい」とリクエストを頂いて始めたものになります。

私はベトナムに、かつて3年住んでいました(ドイツには6年住んでいました)
この間に息子を妊娠、出産したこともあり、当地には色々な思い出がありますが、、、今回はリクエストにお応えする形で、おもに日本との暮らしの比較と生活体験談をベースに書いています。

それでは、どうぞ☆

常時40度超の日々

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(ベトナム南部は常時、花だらけ。大変美しく甘い香りが至るところから漂ってきます。)

前回は停電のお話でちょうどきりがよかったので、締めました。

しかし停電以上に、数ヶ月40度超の世界にいると、身体の疲労蓄積度合いが半端ないんですよ。ものすごくだるくなったり、頭痛がしたり、肩がみしみし言ったり。
この時期にメンタルやられて鬱になって帰国する日本人もいると、ホーチミンのお医者様に聞きました。え、でもホーチミンなんて恵まれてるけどね-、地方から比べたら 苦笑

冷房を23度の強風設定にしていても、外気43度だと室内常時28度。
外に出ると真っ白な殺人光線(太陽光線をこう呼んでいました)が肌に突き刺さってくる。
よく「東南アジアのエアコン設定って、低いし効き過ぎ」っていう日本人旅行客、多いですが。
あれは朝からその設定にしておかないとやり過ごせないくらいの強烈な熱波が、往々にしてくるからです。

ホテルや大きなビルにステイするくらいだと、出力も大きいから寒いな程度かもしれませんが。普通のおうちだと、それがちょうどいい設定だったりするんですよー。
ここらへんは、住んでみないとわからない感覚なんだろうな。

そんなわけで、現地では朝5時にはもう市場が開いて、ベトナム人たちは買い物に殺到し、体操やスポーツも7時までには終わらせてしまいます。
午前9時すぎたらまず、外出しない。
正午ごろ、街を歩いているのは外国人ばかりなり。(で殺人光線にやられる)

ベトナム人曰く
「こんな暑い時間帯に、木も無い戸外でうろうろするなんて、外人はホント気が知れないよ~」まあ、そうだよね。

午後は午睡している人が多いです。椰子の木にハンモックつって寝てたりするんですけど、これはサボりじゃなく体力温存で理に適った行動かと思います。だってクーラーない家のが多いんだもの。
そして夕暮れ、5時くらいになると、みんなまた活発に動き始めて外出したりし、午後7時、8時、9時くらいまでが、一般人が多く外にいる時間となります。

湿気もまた敵

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(写真:家のベランダから、スコールを撮影)

そんな、息すると肺がひりひりするような猛烈熱波の乾期が終わると、とたんにスコール満載な雨期が始まります。
「わお~涼しくなった、ようやく外に出やすくなった、停電も頻繁じゃなくなるだろう、ひゃっほ~、待ってたよ会いたかったよスコール~」

ただしスコール中は外には出られませんよ。
よく上の写真をご覧下さい。道路が完全に水没しております
しかしこれは日常茶飯な風景で、特段珍しいスコールでもありません。

なにせ日本でいうゲリラ豪雨みたいな降りっぷり。たぶん日本人は上の状況になったら驚き騒ぐレベルでしょうね、、、でもこれ日常です。
だから傘なんてさしても意味ないのです。現地の人はほぼ傘を持っていません
雨=野外には出ない。
雨=建物の中に避難する時間帯、です。
それが3時間~半日続いて、カラッと晴れる。
私は3年間、傘を使わない生活をしていたので、日本に帰国してから傘を持ち歩いたり、さすのがしばらく苦痛でした。

現地の日本人に「乾期と雨期、どっちが好きか」と聞くと、大抵は迷った末、雨期のほうに軍配があがり気味でした。
たしかに雨期のほうが気温は低くなるし、山にも緑が戻ります。
が、そうなると今度はカビとの戦いが開幕。

とにかく、エアコンにカビが生える生える。
食べ物、飲み物にも注意が必要だし、ゲリラスコールのたびに雨漏りするし、外からの豪雨が逆流して、滝みたいな水がエアコンの通風口から部屋中に降り注ぎ、水浸し。
なんて信じられない光景も、三年間で十回くらいは見たかな。
こうなると復旧に半日はかかります。疲れます。
絨毯とか、ぐっちゃぐちゃでヤバイ。臭いし。

あとね、下水につないでいる配管、ベトナムってあまりS字トラップがないんですよ(発展途上国だから?)。
だから強烈な匂いが台所に充満してるなんてことはしょっちゅうで、雨期の時期は巨大ゲジゲジ(20センチ超くらいの)複数が台所床をうねうねしてたりなんてことも……。

なんかね、ホラー映画が現実に目の前って感じなんですよね。誰かS字トラップ配管、早く日本から導入して!
でも実際にゲジの大群を前にすると、映画みたいに乙女チックに「きゃー」とか言って失神したりする暇なんてないので。
即・戦闘モードONで、駆除しないとなりませんので!


こういうシーン、思わず日本男子に頼りたくなりますが、こういう時にかぎって男手がいなかったりするので、しかたなくハエ叩きとスプレーでめった打ちにする。少女漫画のようにはいかない、それがリアル世界~♪
あの巨大ゲジと闘った日々から比べれば、日本のゴキとの戦いなんて、全然もう怖くないよ~ん。

ちなみにベトナムのゴキは動きが鈍くて、あまり脅威ではありませんでした。
それに知り合いのノルウェー人の家では毒蛇がトイレから上がってきて、一騒動あったという話も聞きまして、「あ~うちはゲジゲジでよかった~」そんなノリでした(苦笑)

社会主義国と砂嵐

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ベトナムは中国と同じく社会主義国です。←アルクさん、お待たせしました!
民主主義国ではありません。
みなさんは、社会主義国ってどういうイメージですか?
私は幼い頃、西ドイツに住んでいたので、社会主義国=東ドイツもしくは旧ソ連みたいなところ、というイメージがありました。

①服も食べ物もない、とにかくモノがない。
②当局が国民を監視、盗聴して、不都合な人は逮捕して牢にぶちこまれる(か、もっと怖いことになる)。
③情報操作が半端ない。
④一生懸命働いても怠けて働いても、同じ分配しかもらえないので、みんな労働しない。いかにサボるか考えている。
⑤民は基本的に無愛想。
……なんかロクなイメージじゃないですね、、旧社会主義国のみなさま、もうしわけございません。

私が暮らしたベトナムは、旧東ドイツよりは民主化が進んではいました、さりながら民主主義国にしか暮らしたことのない人には、やはり想像しがたい現実があります。

NHK放送が途中で寸断される。
空港で、車の料金所で、役人がいちゃもんをつけてきては、お金やモノをせしめていく。
国際郵便や荷物が勝手に開封されて、中のモノが盗まれる、か、そもそも届かない。
なーんてことも、普通によくあることです(笑)←諦め。

こういう所でいちいち神経をすり減らしているようでは、到底この国では暮らせませんので、
「本当はこれは犯罪なのだ」
「今まさに、私権が制約を受けているのだ」
と頭の片隅で思いつつ、感覚を麻痺させてやりすごすしかありません。

ちなみに私はモノを押収されたり、無遠慮な上から目線でごちゃごちゃ言われることよりも、NHK放送が真っ黒になるほうが精神的にダメージありました

正確な情報が入ってこない恐怖というのは、耐えがたいものがあります。
場合によっては、致命的な判断ミスにもつながりかねません。

前にも書きましたけれど、私は前職で石油市況を分析したり、記事書いたりもしておりましたので。
とにかく「鮮度のいい正確な情報が、次にくる一手を読み解くには必要不可欠」ということは身にしみていました。
だから、余計にそう感じたのかもしれません。
たぶん今回のコロナで武漢にいらした方達も、生命の危機を感じていらしたんではなかろうか。
ちなみにベトナムでは基本的に日本語放送はNHKしか見られないのですが(民放ナシ)、海外にいると普通に見られるNHKワールドは、NHK以上に好きな放送でした。

でもって職場ではロイターその他の有料情報を取ってましたが、そのころからNHKはわりと正確なまとめ情報を出している印象でした。腐っても公共放送~。
なので今回のコロナ騒動も、基本的に毎日夜7時のニュースしか見ていませんが、去年の12月から今までのところ、わりと次になにがくるかの予測は的中していて(的中しないでほしかったけれど)、おかげさまで、そんなに驚きもなく日々をすごせています。

最近はネットなどでも情報取れますが、ロイターなどの有料情報に比べると無料モノは情報が遅いのと、根拠等の不正確なものが玉石混合なので、シロウトには見極めが難しい
そしてロイターもそうだったんですけども、流れてくる最新情報って基本的にまとまってないので、長時間その話につきあうはめになります
それが仕事で専業なら、バックグラウンドまで把握したほうがいいことも多々あります。
しかし私は専業主婦。そんなに細かい処まで分析せずとも、大筋だけざっくり理解しておけば次の予測はたつ。

たぶん主婦業だけじゃなく、職業柄、一点特化しなきゃいけない人じゃないかぎり、あまり一つのトピックスについて、深く広く知っておかなきゃいけないってことは、正直ない気がするんですよ。
なので一日分の情報を取捨選択し、毎日ムラなく30分でまとめてくれている公共放送は、私みたいな人には、かなりお役立ちだな~と思います。
その中でどうしても特化したい話題がある時は、各分野の専門家が出てくるクローズアップ現代やNHKスペシャル系の1時間番組を、ニュースと合わせて視聴するのがオススメ☆

千年のあいだ中国に支配された国

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(写真:春節の飾り*中国文化の影響バリバリですね~↑)

 そんなベトナムですが、中国に対してはアメリカ並に不信感のある人たちが多い印象でした。アメリカも嫌われてるんだよな。。。シャットアウト度合いが半端ない^^;
自分たちが中華系であっても、中国文化にどっぷり浸かった生活様式を送っていても、根っこのところでは、千年もの長きにわたり、国土を支配された過去を根に持っている感じ。
「中国産の野菜だけは買わない」
「なにがかかっているかわからない」
「しょせん、これは中国製だから」
「それ本気で買うの? 中国製だけど」
こんな会話もよく耳にしました。信用ないんだなぁ、中国。

ちなみに韓国人もたくさん入ってきていましたが、韓国人も、どうもあまり好かれていない印象。
やっぱり押しが強いのと、あまり礼儀作法がよろしくない人が多いのかな~。
ただ韓流スターはあきらかに好かれてました(笑)

その点、日本はわりと好印象でとらえて下さっている人が多かったです。
日本語を勉強し、日本で働きたい希望の若者もたくさんいました。
「韓国語は響きが強面で濁音も多くて、好きじゃない。日本語はさしすせそが多くて、優しい響きがする」
という感想もよく聞きました。
ありがたいことですが、最近、日本の技能実習生の扱いが酷いために、ベトナム人の日本人への印象がダダ下がりしているという噂も聞くので――。

どこの国の人と接する時でも、相手を下に見ず、丁寧な立ち居振る舞いで礼儀正しくすること、約束は守ること、時間には遅れないこと。
こういう基本的な良心と尊敬の念は、常時捨てないようにしないといけないよな、と思います。ホントに。

よく「海外に出たぞぉ、知り合いもいないことだし、よーし、はっちゃけるか~!」などと身勝手な行動をしている旅行者もみかけますが。
アナタの後に続く日本人たちが、苦労してイメージ改善する労力を払う羽目になりますので、何卒お忘れ無きように。こちとら住んでると、そんな簡単には帰国できないんだからさ。やめてー。

私がドイツに住んでいた幼いころ、日本人学校の先生がよく、
海外に住むということは、小さな民間大使になるのと一緒なんだ。相手はアナタ個人を見るのではなく、『日本人』を見ている。だから家を一歩出たら即『日本人』として恥ずかしくない振る舞いをしなくちゃいかん
と口を酸っぱくして言い諭してましたけれど、本当にそのとおりだと思います。

わ、また長くなりましたので、今日はこのへんで。⑤に続く。

おまけ・元気な歌

前回短編記事の途中から唐突に始まったこのコーナー。
鬱屈感漂う世の中をなんとか少しでも明るく~をモットーに、ゆきうさぎお気に入りの歌を紹介しております。

九曲目は「One Direction-What Makes You Beautiful」

www.youtube.com

明るくて、ノリがよくてポップで、のびのびした若さが好感な歌♪
この若者達、日本だったらジャニーズ少年みたいな位置づけなのかな~と勝手に思っています。

しかし今は選択肢が広がったというか、世界中の歌を好きな時に手軽に聴ける、ずいぶんいい時代になりましたね♪

それでは、また。
ごきげんよう。