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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと・43~44「食べること、生きること」

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こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。引き続き、「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、このブログです。
できるだけ毎日更新していくつもりですので、よろしかったらお付き合い下さいね!

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イラスト提供:ふわふわ。り

 夢たび43「忘れちゃいけない」

 

美味しそうな 夕飯のにおい
今日のおかずは なんだろな?

 

唐揚げ 豚シャブ ビーフステーキ
取れたてサンマか お刺身か
どれでも みんなの大好物

 

いただきまぁす モグモグゴックン ああ美味しい
おいおい ちょっとまった 
そんなに 一度にほおばらないで
お箸を休めて 考えてみて

 

きみの食べてる そのお肉
いったい どこからきたんだい?

 

ぼくらは とても忘れっぽい
忘れているから 食べられる
忘れているから 生きていける

 

だけど 忘れちゃいけないコトもある

 

今のぼくらが 多くの命を屠って生きているコト
ついほんのちょっと前 戦禍に見舞われたコト
食べたくても なにもなかった時代があったコト

 

そして 多くの子供たちは 今も飢えてるコト

 

だから 終戦の記念日くらいは
ゆっくり味わって かみしめてみないか
生かされている ぼくたちの命の重みをさ

 夢たび44「海につれていって」

朝早くから お日様の熱気が伝わる日

ねぇ ボクと遊んでよ
でもお母さんも お父さんも 
なんだかソワソワ 落ちつかないんだ

ちぇ つまんないの 
ボクは悲しくなって ボールをけった 
そしたらお母さんが ぼくを抱き上げ
お父さんと 車に乗り込んだんだ

あれれ どこにいくの?
きょとんとしてる間に 車がとまった
ボクは持ち上げられ 服を脱がされ
そして・・・

わぁい!
突然 目の前に 大きなプールが見えた
ざぶーん ざぶーん 白いあぶくも立っていて
ボクの大好きな お砂もいっぱい

きれいだね 楽しいね ここはドコだろ?
こんなに大きなプール 生まれて初めてみた
ボクは笑った 水しぶきをたてながら

お空が青い お水も青い
キラキラ キラキラ
お日様もおっきな波も 笑ってた
お父さんもお母さんも 笑ってた

どうやら ここはウミっていう遊び場らしい

お父さん お母さん 来年もまた
ボクを海に 連れていってね
 

【夢たび景色】「食べること、生きること」

「忘れちゃいけない」
この詩は2008年の8月16日に創作したものです。(「夢たび」、1日2個づつ載せているため、だんだん季節を先取りしちゃってます、スミマセン 汗)
ゆきうさぎ、終戦記念日あたりになると、毎年恒例で「平和」とか「戦争」とか「飢餓」とか、普段棚上げしてるテーマについて考えるようになるのですが、みなさんはいかがでしょうか??
ここに森 達也さん作「いのちの食べかた」という本があります。
いろんな出版社さんで再版されているようですが、ゆきうさぎの持っている本の帯にはこんな言葉があって。
「世界には数え切れない『誰か』がいて、だから、ぼくたちの生活は続いている。」
ようは生きている豚さんや牛さんはどうやってスーパーで並んでいるパック肉になってるの?って話で、そこで働いていらっしゃる方のご苦労とか、普段私たちがあまり目や耳にしない話をわかりやすく書いてある本です。
 
それからアニメ「銀の匙・シルバースプーン」って作品をご存じのみなさんも、いらっしゃるかと。
「鋼の錬金術師」「アルスラーン戦記」のマンガを書かれた荒川弘さんの、実体験を元に書かれた農業高校が舞台の話なのですが。
主人公が大事に育てたぶた「ぶたどん」がやがて数ヶ月で食肉工場に送られて、肉になって戻ってくる。それを主人公が一生懸命、燻製にして、泣きながら「うまい」って食べるって話ではもう、ゆきうさぎ、涙腺崩壊しまくりましたけども。
 
なんでしょうね。森さんの本を読むとわかりますが、日本はグログロしいところを隠蔽する気風?があるようです。(マグロの解体ショーはやってるのに)
でも他の国はべつにそこまで隠してないんですよね。
ゆきうさぎ、ドイツに住んでいた時は、わりと豚や牛が、まんま肉屋さんでぶらさがってるのを見ており。
ベトナムなんかもっと生々しくて、市場に朝行くと、悲しい声で泣き叫ぶニワトリがいるわけです。それがやがて悲鳴をあげ、シーンとなる。
おそるおそる肉売り場にいけば、通路は血まみれで(うぎゃー)、首のない鳥が逆さづりになってて、おばちゃんが羽をむしってる。
みたいなのは普通にありました。
ゆきうさぎ、ホーチミンとか大都市にいたわけじゃないのでね。
観光客もあまりこないような、ほんとの田舎のローカルシティにいましたので、市場も観光客仕様じゃなく、生活中心だったもので。
ゆきうさぎから言わせると、日本人が物珍しさでのぞきにいく、ホーチミンの市場は綺麗すぎよぅ。あれ、ホントの市場じゃないよ 笑
 
ま、だから日本のスーパーみたく気軽に行けないのね、ベトナムの市場は。どこでなにが起きてるかわからんし、ドリアンやらそういう肉の匂いもまじって、すごい臭気だし。
日本人は気持ち悪くなって退散する人も多くて。卵の中で半分かえりかけた雛を売ってたり(現地では食べるんですよ~ゆきうさぎは食べなかったけど)、すっぽんとか雷魚とか威嚇して水かけてくるし……とにかく生きてるから、売り物が。
メイドさんと
「なに、エビ買ってきてほしい?生きてるやつ?死んだやつ?」
「え、えっと朝、死んだやつ!」
とかいう会話、普通だし。
でもね。
まあそうやって、毎日生き物を殺して食べてる実感が強い国の人のほうが、食べるって本質的には命を頂いているんだ、って意識が高い気がするのですよ。
 
そして「飢え」ですが。
以前、終戦記念日ごろのドキュメンタリーで、戦災孤児になって、上野駅近辺でホームレスしてた人の実話をやってたのを見たんですけど、
「みんな、大人は素通りしていくんだよ。大人は冷たかった。見れば私と妹、子供しかいないってわかってるのに。
あの時のひもじさは、忘れたくても忘れられない。
わからないと思うけど、周りで飢えて子供がどんどん死んでいく。
さつまいも一個、くれた人の顔、一生忘れない。ありがたくて忘れられないよ」
っていう台詞も、すごく胸につきささっていて。
ベトナムやカンボジア、チュニジアで、物乞いしてる子供(未就学児くらいですよ!涙)にたまに遭遇したんだけど、全身黒くてね~。服もどろどろで。
さしだす手が、小さくて細くて汚れているのが本当に辛くて。
ゆきうさぎも親なので、身につまされるんですよ。
たまらなくて、たまたま持ってた小銭あげたりお菓子あげたりしましたけど。
そうすると子供の目が光るんですよ、一瞬。生気が宿るっていうか。
それもまた、苦しくて、辛かったな。
はたしてこれで、本当にいいのだろうか。
私って、ほんとに無力だー。ごめんね。涙。
 
そんなこんながありまして。
現代日本は、幸いなことに飽食の時代を謳歌しておりますが。
人間って生き物が、器たる身体を維持するのにかかせない「食べる」ってどういうことなのか、時々でもいいので、やっぱり忘れないようにしなくちゃな、と思うしだいです。
 
さて、痛くて哀しい話は、これくらいにしてーー。
 
 「海につれていって」
ゆきうさぎ、生まれ育ちは東京ですが、現在は湘南に住んでおります。
というわけで、湘南は、とにかく海まで近い!
ゆきうさぎの住んでるご近所は、サーファーもたくさんいらっしゃるので、自転車の脇にサーフボードつんで、仕事帰りにのんびり海へ~~、そんなところです。
なので気軽に子供も海にいけるのですが。
初めて息子を海につれていった時。本当に印象深かったです!
 
このでっかいおふろ、一体なんなんだ?!
なんで白くてナミナミしてる水があるんだ?!
このばかでっかい、身体に響く音は?!?!
 
まさに、唖然呆然 笑
驚きすぎて言葉も出ないし、目が釘付け、飛び出しそうになってるし、身体は動かすことすら忘れて固まってるし 笑笑笑
慣れるのに30分はかかったかな。
どんなど派手なアトラクションでも、ここまではいくまい。
思えばあの30分、息子は大いなるこの世界と、対話していたのだと思います。
でもね、まさにそういう体験をつむために、君はこの世界に生まれてきたんじゃないかな。
だからこれからも、どしどし心ふるわせながら生きていこうぜ!!(握手)
海っていいよね~~。
ゆきうさぎ、息子と価値ある時間を共有することができて、大変光栄でございましたっ。
 
追記:
いつも読みにきてくださるみなさま、ありがとうございます!!
ゆきうさぎ、まだはてなさん初心者なもので、いろいろ勝手がよくわからないのですが、本当にどうもありがとうございます~~!!!すっごく嬉しいです!!!(えっと、ここに書いていいのかな?いいや、書いちゃえ 笑)
少しでも、みなさんの心になにかが届けば、本当に幸いですー。
 
それではまた。
ごきげんよう♪
 
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