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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと50『夢見るゾウガメ』・時間の使い道

こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。引き続き、「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、このブログです。 今日もしばしお付き合い下さいね^^

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イラスト提供:ふわふわ。り

 

 夢たび50『夢見るゾウガメ』


大陸の沖 海の波間に
小さな島々が ほわりと浮かぶ

 

長らくよそ者が こなかったせいで
住人はみんな お人好しの のんびり屋

 

ほらとんでもなく 重たい甲羅で
のっし のっし あくびまじりに
おっきなカメが 歩いてきたよ 

 

やあ こんにちは 元気かい?
おかげさまで 昨日ようやく 250歳になったよ

 

これから どこへ行くかって?
なにちょっと 海へね
ここ70年ばかり 見ていなかったものだから
これでも 急いでいるつもりさ

 

ただね 道中つい 
いろいろと 想像しちゃうんだ
水平線 潮のかおり

 

海へ出るには 一本道
そう それはまるで 人生のように

 

脇目もふらず 走っていっても
夢を見ながら 歩いていっても

 

始まりがあれば
いずれかならず 終わりが来る

 

だったら あくせく 行くよりも
のんびり 歌いながら 行こうじゃないか
 

【夢たび景色】時間の使い道

唐突ですが、みなさん徳永英明さんの「夢を信じて~~♪」って歌、知ってますかー。ゆきうさぎ、大好きです。高校生のころから。ドラゴンクエストの主題歌でしたよね。でも、ゆきうさぎ、しばらく徳永英明さんの声はハスキーな女性だと思ってました。ある日、友達に「あんた、なに言ってんの、男性ボーカルだよっ」って言われるまで。徳永さんすいません。
 
昨日なんだか、ちょっとどぎつい話だったので、今日はテイストをかえて、ホワホワっとした夢時間の話になります。
というか、なんでしょうか、この夢見るゾウガメ、よく読んだらゆきうさぎみたいですね 笑 あ、別に今、250歳じゃないけどね。 笑笑
 
みなさんは、ミヒャエル・エンデってドイツ人児童文学作家の「モモ」って作品を読まれたこと、ありますでしょうか。
ぴんとこない方、エンデ作でより有名なのは、映画にもなった「ネバー・エンディング・ストーリー(はてしない物語)」かもしれないです。
区分けは児童文学になるのですが、内容的には十分、大人が読書しても納得できる深イイ内容で、ゆきうさぎは大好きです♪
「モモ」は1974年にドイツ児童文学賞を受賞した作品で、すっごくざっくりあらすじ言うと、
「どこからやってきたかわからない不思議な女の子が、時間泥棒(この人たちもかなりナゾで、パラレルワールドから来た悪の組織的な感じ?)から、盗まれた街の人の時間を取り返す」って話。
エンデは日本通だったそうで、モモって名前も、日本にちなんでつけられたとか。
 
で、なにが深イイのか?
この話に出てくる時間泥棒の、灰色おじさんたちは、人生に不満のある人たちをつかまえては、言葉巧みに「あんたは時間を無駄にしてるからだ」とか言い出すんですよ。
そして「自分たちの時間貯蓄銀行に預ければ、そのうち預けた時間に利子がついて戻るよ~~」と言って、預けるように勧誘する。
このやりかた、いかにも不安をあおってお金をだまし取る、現代詐欺グループじゃありません?
でも泥棒たちは話術がうまいから、みんなその気になっちゃって、だまされて預けることにしちゃうんだけど、そうすると実際は一秒でも無駄にできない。
だからイライラしながら働くようになって……にもかかわらず、実際に自分の手元に残る時間は前より全然ちょびっとしかなくなっている。
で、前より持ち時間が少ないことはわかるので、みんなもっと倹約しなきゃと怒りっぽくなって、社会が殺伐としていく――。
でもって、その時点で、人々の記憶から時間泥棒と時間搾取契約を交わしたことは、全部消去されているんですよね。(どうやってるんだ泥棒よ)
なので、どうして今、自分はこんな状況に陥っているかは、全然わからないのですよ。
こういった状況も、現代社会の大人まんまってかんじじゃないですか?
ていうか絶対、モモが書かれた1974時よか今のがもっともっと「時間無い無い病」加速してると思うけども。

 

しかも哀しいことに、そうやってイライラせかせかして時間が無い無い言ってる大人たちは、まだ泥棒に時間を盗まれていない大人たちを指さし、自分の子供たちになんと言ってるか。
「あの人たちはぐうたらで怠け者だ。あいつらが時間を盗んでいるんだ」
そして子供たちにも、自分のように、せかせかするよう教育する。
……なんかこういうのも、現実社会で、あるある現象じゃないですかね???

 

「ファンタジー小説ってなにが面白いの? しょせん架空の絵空事だし、リアルで生きていくのに、あんまり実用的じゃないだろう」
って大人、時々ゆきうさぎの周りにもいるんですけど。(ゆきうさぎの父、まさにこのタイプ。ファンタジー全然好きじゃない 苦笑)
いや、でも名作と言われる優秀なファンタジー小説って、リアルな社会の暗部や核心なんかを、普通の評論やら分析レポートよりよほど、正鵠を射て伝えていたりするんですよぅ。
少なくとも「モモ」を読んだ人たちは、このリアルな世界にも、時間泥棒のおっさんたちがどっかにいるかも、ってもう認識できるわけなので、まったくなにも知らないゼロ地点には、いない。
そこの地雷は踏まないように暮らさなきゃな、って気をつけるようにはなる(はず)。

 

小説作法のマニュアル本、ゆきうさぎは本当にもう何冊読んだかわからんくらい読んでいるのですが、たしか保坂和志さんの「書きあぐねている人のための小説入門」って本の中だったかな、人に一番ストレートになにかを伝えるのは、優れたストーリーで言うのが一番いいんですって。
気づきをわかりやすくストーリーで伝えてくれたエンデさん、ありがとうございます。尊敬しておりまーす。

 

まあでも最近は、ファンタジーも昔から比べたら、ずいぶん認知されて地位向上したような気もします。和製ファンタジーも素晴らしい作品がたくさん生まれてるし。
上橋菜穂子さんとか、小野不由美さんとか、ゆきうさぎの中では勝手にもう師匠ですよっ。リアルで作者ご本人が目の前にいらしたら、なにも言えずに感涙するわ~、絶対。……握手は、したいな 笑

 

そんなわけで、この詩はモモっぽい要素がこっそり入ってます。カメだし(モモって話のキーマンにでっかいカメが出てくるんですよ。補足)。
でもってこのカメはかなり夢見がちなわけなのですが、さて、また唐突に質問です。
みなさんは、今現在、「夢」をお持ちでしょうか??
ちなみにゆきうさぎは、就学前くらいは
「おりがみの先生になって、世界中の子供たちにおりがみを教えてまわる」
のが、夢でした 笑
で、小学校高学年くらいからはもうずーっと、「小説家になりたい」これ一本です!
ゆきうさぎ、ドイツにいた6年間、ふりかえるにTVナシな生活をしていたんです。当時はまだビデオデッキもめずらしく、ライヴでやってるドイツのTVはドイツ語での討論番組やらニュースが多く意味不明。
ドイツ人は真面目なので日本みたいにバラエティーたくさんなかったんです。
子供番組もほとんどナシ。アニメもナシ。NHKはじめ日本の放送はむろん皆無です。
あ、スーパーファミコンも持ってなかった。
かつて、秋篠宮紀子さまのご生家にはTVなかったらしいですけど、だからなんとなーく、感じはわかりますよ?
みなさん今、TV、ラジオなし、スマホなし、PCなし、ゲームなしで生活できます?年単位で。無理ですよねー。ゆきうさぎも無理ー。
でもそうやって時間を食う選択肢が消去されていたあの6年、夢見る時間だけは、ものすごくたっぷりありました。結果論ですが、あれが今のゆきうさぎの素になっている気がします。
子供に絵本の読み聞かせをやってますとね、年に一回、プロの講師の方から講習を受けたりするわけなんですが、そこでも子供にはなるべくファンタジー性のある読み物を与えましょう、みたいな話が毎回、出るんですよ。
子供のころにストーリー性のある(昔話とか)本をたくさん読んだほうが、大人になってからもストレス耐性がある人になるんですって。

ちなみに、ゆきうさぎ、「人生においては、夢より幸せのが大事なんじゃないか?」って20代のころは思ってました!
よく「夢を持つのはいいことだ」「夢にむかって努力しろ」「夢をあきらめないで」みたいに言われるし、そんな歌も世にたくさんあるしで、「そんなに夢って……持って、追い続けなきゃいけないモノか?!」みたいな強制されてる気持ちがあったんですよね。
今も昔も小説書いてますけど、大学の終わりのころなんか、集英社の懸賞小説の「予選に入るのに入賞できない症候群」みたいのにかかっていて、かなり続けるのが辛かった。だって大学卒業したら作家とか、それこそきらきらドリームじゃないですか 苦笑
でも実際にそんなドリームが実現することはなく、普通に就職して働き始め、年々楽しく、忙しくなって。
もう小説はやめよう!夢見てるヒマないよ!リアル世界で、幸せをつかまなきゃ!
みたいな境地に達したというか。
それに仕事が、連日残業の週末は持ち帰り仕事、みたいなノリでやっていたので。
料理学校通ったり語学学校通ったり、若いからいろいろ他にも行ったりやったりすることが多すぎて、物理的にもう不可能だった。というのもあります。

 
で、創作から遠ざかっていたのですが――、戻るきっかけとなったのが、この「夢たび」。詩は小説より短時間で区切れるので、娘が赤ん坊でも量産しやすかった、ってのもありますけどね。
で、10年前にプロの詩人の先生に直撃で「私の創作って、どんなもんでしょうか?」ってちょっとお伺いだてしたことがあったんですけどね。(ずいぶん太い根性だな、ゆきうさぎってばよ……)
そしたら、この夢たびをご覧くださった先生が、「君はこのまま詩を、本当にやり続けたいの?物語を書いたほうがよくはないか?」っておっしゃったんですよ!
もう、びびりましたよ。すごい、さすがプロだ。全部見透かされてるかんじが半端なかった。
で、それから気持ちを入れかえて、ひたすら書き続けて、もう8年?くらいにはなりますでしょうかね。あ、このブログを書き始めてからも、毎晩、小説は書いてます。
やっぱりねー、純粋に好きなんでしょうね。小説を書くのが。
好きじゃなかったら続かないですよ、とても。高校のころからカウントすれば、無報酬で?十年とかっ! 苦笑
でもって書き続けているかぎり、ゆきうさぎ、ゾウガメみたいに夢を見ていられるわけで。ゾウガメの言うとおり、このまま終わりまで行っちゃったとしても、その間に様々、努力しながら考え考え進んだ時間や道のりは、財産かなぁと思うわけです♪
夢をお持ちのみなさん、どうか諦めないで、その思いを大事にして下さいねっ。ゆきうさぎもゆるゆる、がんばりますんで。
 

それではまた。
ごきげんよう。

 

《追記》

そうそう、昨日初めて「はてなブックマーク3?」とかいうのに、なりました!!ありがとうございます!!(ってあまり意味がよくわかっていないのですが、ゆきうさぎ。)なんかどこかに掲載されるらしく、おおぅっ、そんなシステムなんだっ、と一生懸命探したのですが、、、。
けっきょく、どこに掲載されたのか、まったく、わかりませんでしたっ。ちーん。
 カテゴライズされたのは「学び」ってところだったみたいなんですが。(ということだけ、わかった)
いつもこちらにお越し下さってる、しろこ先生の記事はお見かけいたしたのですが、自分のは見当たらなかったっす。(私の目は節穴さ~~♪汗)
つーか、昨日の話って「学び」なんですか?!?!雷うるさいよってのと、息子が危篤な話なんですけども。 汗
しろこ先生の記事が「学び」なのは、全然、納得できますけど、ゆきうさぎのあの話のどこが「学び」なんだろう、ハテナはてな~~。
ままよ、でもこのブログってそもそも、カテゴライズできない、なんかわからん酔狂な読み物になっちゃってるのかもしれないです。汗
お付き合い下さってる方々、本当に感謝です!!
読者さん登録ポチして下さった方々、☆ポチして下さった方々も、大変大変、ありがとうございましたー。
なんか昨日、急に増えてびっくり嬉しいですが、今はとても恐縮しています。
これからも「つまらねえ記事だなー」(チコちゃん風)って言われないよう、精進しますですっ。ぺこりん。

 

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