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楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと64『イチョウ並木の木の下で』・小説作法と恋の話

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こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。引き続き、「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、このブログです。 

 

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イラスト提供:ふわふわ。り

 

 

夢たび64『イチョウ並木の木の下で』

気がついたときには もう
恋に落ちていた
 

大学の図書館で 君は
一心に 外国の詩集を読んでいた
 
長い黒髪が 頬にかかり
大きな瞳は 想像の世界をめぐって
豊かに うるんでいる
 
その横顔が 美しくて
ぼくは思わず 立ち止まった
それが 恋の始まり
 
意を決して 君に声をかけ
同じ時を共にし 笑いあい
 
君の率直さに 驚かされ
優しさに 酔いしれて
 
だけど君には 好きな人がいた
 
あれから また同じ季節が巡ってくる
 
君の想いが 実らなかった秋
幸運だったと笑うなんて ぼくにはできない
 
今 傷ついた君に なんて声をかけよう?
 
君に恋して ぼくは学んだ
愛とは相手に 何かをしてもらうことじゃなく 
何をしてやれるかだと
 
今は千の言葉より ただ側にいて
人の ぬくもりを伝えたい
 
ぼくにできるのは イチョウ並木の下で 
ただふたりで静かに 秋を言祝ぎ
金の葉を みあげることくらいかもしれない
 

【夢たび景色】小説作法と恋の話

まだ季節は夏前なのに、夢たびは秋になりました。
すみません、ブログ開設当初に、2編づつ詩を載せていたせいです。ちょっとペース飛ばしすぎましたね……汗
夏の詩が読みたい方は、夢たび29~30くらいから読まれるとちょうどいいかもです、10年前の7月同時期に書いていたのがそのくらいだったので。
(いちおうURL載せときますね↓)

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと・29~30「暮らしの知恵、つながる記憶」 - Home, happy home

 さて、このイチョウ並木。イメージは神宮外苑ですかね、やっぱり。
昔からしょっちゅう、飽きるくらいドラマのロケでも使われているので、ご存じの方も多いんじゃないかと思います。
ゆきうさぎ、夏は暑くてうだって脳が死んでるのか、あんまり恋脳にならないのですが、どうも1年で1番恋話を書きたくなるのが秋なんですよ。

突然ですけど、小説書いている方って、どうやって創作されてます?
ゆきうさぎはまず、最初のイメージが天から振ってきたあと、そのシーンから前後を膨らましてストーリーを考えます。
で、創作ノートにとにかく書き留めていく。
途中でぽろぽろ浮かんだ小ネタや決め事や小道具類その他も、全部ごっちゃまぜです。
だからはっきり言って本人しかわからないネタ帳になっている。
で、それをつらつら眺めつつ、今度はプロット(あらすじ)をPCで書いていく。
これが大体、長編で原稿用紙300~400くらいの話だとワードA4で7枚くらいにはなりますでしょうか。

そうしたら今度はこのA4用紙を使って、さらに話を練っていきます。
段落にわけたり、ストーリーで変なところをならしたり、完全にちゃんと滑らかに流れるまで、何回もやり直す。
だからA4用紙の隅っことか裏側も妙な書き込みで満載になります……汗
たぶんね、これ、マンガでいうとネームの段階なんじゃないかな。

で、映画のように自分の中で全部、最初から最後まで話を流して、おしまい、ってなったら、ようやく原稿用紙に書き始める形ですかね。400枚くらいだと、ここまで1ヶ月とか2ヶ月かかることも普通。
でも原稿用紙に向かうときは、もうだいたいできているので、わりと半分以上まではさくさく、さくさく進んで行くことが多いです。
ただ途中で登場人物の性格が思ってたのとちがったり、横から別な人が出てきて変なことを言い始めると、話が思いもかけないほうに行くので、そうなるとA4からやり直しになったりもします……。

ま、よっぽどのことがないかぎり、なにをどう転んでも終章は、だいたい元の鞘に戻るんですけども。

じつは去年からやってきて、今書いている話は、収まらなかったレアケースでした。
3度は最初から書き直したかな。やればやるほど増えていき(そうとう削ってもいるんですけど)昨日の時点で元は400枚だったのが612枚になってしまったというね。 汗
この話は一応終わったので、これから推敲して、8月に某新人賞に投稿してみる予定でいるのですが――。さてさて、どうなることやら。ちょっとワクワク。小説投稿されてる方なら、たぶんみんな味わうであろう、宝くじ当たるかな的な、あのワクワクね 笑


まあ、そんなわけで、なんとなく気恥ずかしく、うだうだ手が止まってしまう恋人たちのラブシーンも、秋の夜長はわりと書きやすいです。
ちなみにこの夢たび「イチョウ並木の木の下で」で僕が言っている「相手になにをしてやれるかだ」云々は、ゆきうさぎが大学にいたとき、同じサークルの先輩がよく口にしていた台詞でもありました。
恋じゃなくてサークルに対してだけど。

「君たちが当サークルから、なにをしてもらうかなんて重要なんじゃないんだ。君たちが当サークルになにを残せるか、なにができるのか、それを常に考えて行動しろ!」

 

なんかちょっと良い台詞じゃないですか?と思ってましたけど、その後、故J.F.ケネディ大統領が演説で有名な格言を残されているのを知りました。

Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.- John F. Kennedy (ジョン・F・ケネディ) -

 国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい」

ジョン・F・ケネディの英語の名言・格言集。英文と和訳 | 癒しツアーより引用)


 あ、もしかして先輩、ここから取ってたのかなー? 笑
まあでも、ケネディさんであろうと、先輩からであろうとも、良いフレーズにはちがいがないので、ゆきうさぎも夢たびに転用しました。
というか恋愛においても、こういうスタンスは、大事じゃないですかね。

ゆきうさぎ、過去の記事でわりと男子マンガをたくさんとりあげてきましたが、女子なので当然、女子マンガも大好きでして。
男子マンガで恋愛がテーマなものって、どうにも目線が男子主軸なので、女子からすると「ちげーよ!女子はそうじゃねえだろうが!そんなふうに、つごうよく動かないつーの!」と、つっこみたくなることが多々あるのですが。
女子マンガの女子は、同性女子からめちゃくちゃ厳しい目と批評にさらされるせいか、嘘がない気がしますね。

で、ゆきうさぎが好感持ってる純愛マンガといえば、椎名軽穂さんの「君に届け」でしょうか。
娘が恋愛マンガ読みたいと言ったら、読ませたいマンガかも。
というか、じつのところむしろ、娘より本当は息子に読ませたいかも(成長したら)。
一概に決めつけることもできないのですが、どうも男子モノよりか女子モノのが、心の繊細な機微や空気、感性を描くのは上手な気がします。
今は「ちびまる子ちゃん」に出てくる小学生男子まんまの息子にも、いつかは「君に届け」に出てくるような正統派の爽やか男子になってほしい!!!
将来、お嫁さんに息子を渡すとき、あんまり勘違い野郎な、世話のやける男になっててほしくない!!

と、いうのが、じつは今、ひそかな母の願望(野望?)なんですがねー。
正直まだ、「ちびまる子ちゃん」から少女マンガの男子にどう転生するのか、間の道のがまったく、まったく見えないゆきうさぎ。ちーん。
がんばれよ、息子っ!


「君に届け」は高校生の純愛と青春モノなのですが、奇をてらった内容がそんなになく、いちいち洞察が深いのが特徴だと思います。
主人公はサダコってあだ名されている、長い黒髪の、暗い女子なんですけど、じつはものすごくピュアな心を持っている。
友達の作り方からはじまり、友情、いじめ、嫉妬、初恋、恋愛、将来の夢等々っていう王道テーマを取り上げているのに、他より抜きん出た感じがするのは、描かれる心情に嘘がなく、作者の誠意が感じられるのが大きいんじゃないかと。

まあね、「こんな男子いねえわ!」って思わず突っ込みたくなる部分もあるでしょう。
しかしそれは男子マンガの、男子の理想バリバリつまった女子にも言えることなのでね。お互い様なので。
むしろ「女子はこう思っているのか」「こう思ってほしいのか」を、お勉強できる(かもしれない)と思って、騙されたつもりで、男性陣も一読してみたらどうかなー?です。

ゆきうさぎは男子モノも女子モノも、難しい論説もギャグマンガも、純文学も絵本も科学雑誌も、わりとなんでもみんな受け入れちゃうタイプなんですよね。
価値基準は一つだけ。
「私が、おもしろければ、よし!」
だってホントに面白いんですもの、いろんな分野のものを見ると、それぞれ良さがあるのでね。読者になって下さったみなさんのブログも、毎日楽しく読ませて頂いています。ありがとうございます。

なにはともあれ、この世には女性と男性しかいないわけで。
できるだけ仲良く、わかりあい、支え合っていきたいですよね。
でもって、もし今、まさに夢たび64状態だよ俺って若者がいたら、おばちゃん、影ながら応援してるよ。good luck!!

それではまた。
ごきげんよう。

 

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