Home, happy home

楽しく暮らそう。ゆきうさぎの創作雑記

【詩エッセイ♪】 夢のたびびと88『心の窓』・自分も他人も気づいていない「自分」の話

【スポンサーリンク】

こんにちは、ゆきうさぎです。
はじめましてのみなさま、ご訪問ありがとうございます☆
前からご覧になられているみなさま。引き続き「夢たび」お楽しみ下さい♪
子供の頃から夢を見ずにはいられないまま、大人になりました。そんなゆきうさぎが10年近く前に書いていた詩「夢のたびびと」に、このたび新たに「夢たび景色」を書き加えたものが、この詩エッセイです。

f:id:yukiusagi-home:20190915225813j:plain

イラスト提供:ふわふわ。り

【夢たび88】『心の窓』 

知ってた?
誰の心にでも 四つの窓があるんだって

一つめの窓には
君もみんなも よく知ってる君がいる
笑ったり泣いたり ふだんの君だよ

二つめの窓には
君が知っていて みんなが知らない君がいる
ひそかに恋人を想ったり 努力してる君のことさ

三つめの窓には
君は知らないけど みんなは知ってる君がいる
怒っている君を みんな見てるけど
じつは本人は あまり知らなかったりするよね

四つめの窓には
君も みんなも知らない君がいる
ホントは繊細だったり 寂しがりだったり
弱虫だったりもするし

君が思うよりずっと 勇気があったり 正直だったり
きまじめかもしれない

どの人の窓も 四つめはたいがい閉じていて
なにかの際に ちらりと見えるだけ

もし君が 疲れたり 病んだり 
悲しかったり 苦しかったら

どうか思い出してほしい 閉ざされた窓のことを

四つめの窓の君は 本当の君の想いを
きっと知っているはずだから 

【夢たび景色】 自分も他人も気づいていない「自分」の話

この夢たび88は、心理学の「ジョハリの心の窓」が題材となっています。
ゆきうさぎはこれを、大学の心理学講座で初めて知った記憶があります。

心理学っていうと、けっこう統計取ったりして、文学部のわりに理数脳が必要とされる学問だなーという印象があるのですが。

 人間の心理って曖昧模糊としているわけじゃなく、ある程度、規則性があるんだとわかるのって、なんかオモシロイ。あ、自分でアンケート取って統計取りたくはないけれど。笑

さて、話をジョハリの窓に戻します。

「ジョハリの窓」誕生

1955年夏にアメリカにて催行された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」席上で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになった。 ジョハリ (Johari) は提案した2人の名前を組み合わせたもので、ジョハリという人物がいる訳ではない。

(Wikipediaより引用)

ジョハリって一人の人物が提唱したわけじゃないんですね!

そして、この窓には4つの種類がある。

①開放の窓:自分も他人も知っている自分

②盲点の窓:自分は気付いていないが、他人が知っている自分

③秘密の窓:自分は知っているが、他人に隠している自分

④未知の窓:自分も他人も気付いていない自分

とくに④は誰も知らない、未知の領域にある自分、けれどもたしかにその自分は存在している。←へー、「誰も知らないなら存在しない」というわけにはいかないのね、というのが、わたくし的に、おもしろポイント。

心理学の分野においてはこの④の領域をなるべく狭めていくことによって、自己理解を深めることができるらしいです。

ゆきうさぎは、かつて就職活動を行うにあたり、

「ああああ、面接対策で自己分析やらなきゃな~、でもやりかたが、よくわかんないんだよな。なんだよもう、自己分析って!!」
とサークルの部長がぶつぶつ言ってたので

「そういや、心理学で『ジョハリの窓』ってのを習ったけど? あれで、たしか自己分析できるんじゃなかったかな」
とぽろっと漏らしたらば。

「え、まじ? なにそれ」
かくかくしかじか、と話すと
「なにぃ、いいじゃん、それ。さっそく同期みんなで、やってみようぜ!!」
ということになり。

サークル仲間全員で自己分析&他己分析をやることになったという。
うわ、今から20年以上前だよ、なつかしいなぁ。。。

正直ガチでやると、この分析、けっこう時間かかって面倒臭いんですけどね。
たしかに得るものは大きいので、一生に1回くらいやっても損はないかも。

ただやるに際しては、気心のしれた、腹を割って話せる、正直ベースOKな仲間でやらないとダメなんですよね。
たてまえでほめちぎったり、表面上のつきあいしかないような人とやっても、薄い結果しか出ないので。 苦笑

ちなみに、やりかたの詳細で一番わかりやすそうだったのは、以下↓。ゆきうさぎが就職するころって、ちょうど「超氷河期世代」まっただ中だった。
とにかく、ものすごく就職大変だったんですよ。
だからサークル仲間、みんなめっちゃ真剣だったし、藁にもすがる思いで「ジョハリの窓」を真剣にやりました。
けっきょく部室で2,3時間は頭つきあわせて、議論白熱したんじゃなかったかな。

「えー、おまっ、俺のことそんなふうに思ってたのかよ!」
「ウソだろ、ひで~」
「あーでも〇〇って、そういうとこあるよ。だって文化祭の時さ~」
「うん、けどそれって逆に考えると、こういう風にも言えるよね?」
「おお、それならその特性を、売りにすることもありなんじゃね?」

みんなずっと四年一緒にいたからこそ、根拠に説得力あるんだよね。
そして就職というでっかい壁がなけりゃ、誰もそんな真剣に相手のことも自分のことも考えない。
腹を割って話もしないし、テキトーに合わせておしまいだったかもしれない。

そういや、その後さらに面接練習もしたっけ。
うわわー、青春だなぁ。熱いなぁ。
いいねえ、学生って。。。←遠い目 笑

そして、全部終わったあと、ゆきうさぎは同期男子ズから、たしかこんなことを言われたんでした。

「俺、正直言って、ゆきうさぎってさ-、なんかもっと怖いと思ってた」
「そうそう、男よか強いとこあるしな」
「な~」
「でも、けっこう俺らのこと、暖かーく、深いまなざしで見てくれてたんだ
「なんか今日、本当のゆきうさぎを知れて、よかったわ。ありがとなっ」

なんじゃそりゃ。
たしかにあたしゃ、思ったことをすぐ言っちまう癖があるけどさ。
そういう感謝されても、なんか複雑なんすけどっ。
つーか、あんたら、まさか自分の彼女にそういう口のきき方してないだろうな。彼女には、もっと気を使っときなさいよ!苦笑 

みんな正直すぎなんだよな。でも男子ってそういう生き物かも?

いやしかし、他学科のゆきうさぎたちなんかは、ごくごくたまーに、そういう分析をやってみたりする程度なわけですが、、、

本業の心理学科の人たちは4年になると、卒論でどうしても統計を取らなきゃいけないから、みんな必死にそこいらの学生に声をかけて「アンケートやってくださ~い」って言いはじめるわけです。
今だから言えるけれど。
正直、あのアンケートめっちゃ時間かかる
しかも面倒で難解。←他学科卒だから言いたい放題。苦笑

捕まったら最後、自分の講義に遅れそうになるくらい時間取られるのに、心理学科の人たちは卒論がかかってるもんだから「あとちょっと!」「これだけ!」とか言って、全然離してくれない~。

なんか、新宿紀伊國屋に行きたいだけなのに、歌舞伎町ホストの強引な勧誘につかまって、あとちょっとなのに、なかなか本屋にたどりつけませんでした、ちーん。みたいなのに似てた。←どういうたとえだよっ。

そういや他大学の、母の知り合いの一つ上のお姉さんで心理学科の人から、ある日突然、大量にアンケート紙送られてきて、自分の学科で配って、集計も手伝ってくれと言われたこともあったな。。。汗

言っておきますが、あくまで知り合い程度ですよ。顔見知り友達とかじゃないのよ。
そんな人にまで、アンケート40枚50枚送らなきゃならないって。
自分の親しい友人や家族には、どれだけ重いノルマを課していたんだろう。。。

ゆきうさぎの学科は、自力だけで図書館行って文献調べて書く卒論だったから、そういう他力を使わないと卒業できないっつー学問も、けっこう難儀だなぁと激しく思った記憶あり。
うーん、いまだ心理学科って統計第一主義なんだろうか。

余計なお世話ながら、これから心理学を志す若者たちに一言もの申す。
心理学科、けっこう処世術に長けていないと、うまく渡っていけないかもよ~。

まあでも、そういう地道な努力により、だんだんと人の心の不思議が理論的に解明されている現状は、けっこう興味深いですよね。

自分の4つ目の窓ってどれくらい大きいのかな。
今、そこにはどんな自分がいるんだろう。
きっとその窓から、今、こうしてブログを書いている私を見てるんだろうな。

みなさんの第四の窓は、どんななのでしょうね?^^


それでは、また。
ごきげんよう。

【まだお時間あってドキドキ、ワクワクしたい方はこちら↓】

【続きはこちら↓】【夢たびを最初から読みたい方はこちら↓】